リンパのイロハとリンパ浮腫Top > リンパ浮腫の種類 > 原発性リンパ浮腫の原因と治療法
スポンサードリンク
原発性リンパ浮腫の原因と治療法
原発性リンパ浮腫は原因が明らかでなく、リンパ管や静脈、動脈の先天的な発育不全が原因で発症すると言われています。
原発性リンパ浮腫は、発症時期によって先天性、早発性、遅発性の3つに分けられます。
・先天性
2〜3才までに発症します。
自分の足で歩くようになると、膝に負担がかかりむくみが始まるので、先天性の原発性リンパ浮腫の疑いがある場合は、ひざの皮膚の状態をよく確認しておくことが大切です。
・早発性
35歳くらいまでに発症します。
新陳代謝が活発に行われる思春期や妊娠により腹部のリンパ管が圧迫を受けることにより発症することがあります。
遅発性
35歳以降に発症します。
女性に限っては、妊娠をきっかけに発症することが多いため、妊娠の前後で分ける場合もあります。
この分類は、病理組織の所見を加味していないので、ケアの方法を考えるうえで限界があります。
原因に応じたケア方法を考える上で役に立つ分類方法として放射線検査結果をもとにしたキマンスの分類というものがあります。
これは、原発性リンパ種の患者の足を放射線撮影し、そのリンパ節およびリンパ菅の発育形成状態によって分類したものです。
この方法では、原発性リンパ浮腫は低形成性、無形成性、過形成性の3つに分けることができます。
・低形成性(一般的)
小さく少数のリンパ管があり、リンパ節も小さいことが多いです。低形成性のリンパ管はまがりくねったものが多く、中にはリンパ管からリンパ液などの組織液が皮膚へ逆流する症状が見られます。
・無形成性
リンパ幹がありません。
・過形成性
太いリンパ幹があるが、リンパ幹として機能を果たしていません。
原発性リンパ浮腫はいまだ原因が不明の為、誰しも症状がでる可能性があります。
むくみを自覚した部位と実際にむくみが生じている部位とは差があることがありますので日ごろから全身をチェックしたほうが良いでしょう